AIとSDGsが生み出す相乗効果とは? コラム#69

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1. SDGsって実際、どこまで身近?

「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉を見聞きする機会、増えましたよね。でも、正直なところ「なんかすごそうだけど、自分の仕事や生活には関係ないかな…」と感じている方も多いんじゃないでしょうか。
でも実は、私たちが日々触れているテクノロジー、特にAI(人工知能)は、このSDGsの達成にかなり貢献できる存在なんです。

2. AIが社会課題を”見える化”する

AIがSDGsに対して効果を発揮する一番のポイントは「大量のデータを分析して、課題を可視化できる」ところです。例えば、地球温暖化のデータ分析、水資源の利用効率、交通渋滞の最適化、医療リソースの分配など…。
人間がひとつひとつ調べていたら年単位でかかるようなことも、AIなら一瞬で整理できますよね。それにより、「何をどこから改善すればいいのか」が見えるようになるんです。

3. 身近なAIが、実はSDGsにもつながっている

AIは決して、研究室の中だけの存在じゃありません。たとえばスーパーの在庫管理で、廃棄を減らすためにAIが需要予測をしていたり、チャットボットが行政手続きを手伝って、住民の利便性を上げていたり…。
こういう身近なところでも、「つくる責任つかう責任」や「住み続けられるまちづくり」に、しっかりと貢献してるんです。私もシステムエンジニアとして、こういったAI導入の現場に関わるたびに、「あ、これはSDGsの活動に直結してるな」と実感します。

4. 効果が出るのは、”人”がちゃんと使ってこそ

ただし、AIはあくまでツールです。使い方を間違えれば、逆に偏見を助長したり、資源のムダを生んだりするリスクもある。
だから大事なのは、「AIを使う人間側の意識」です。開発者も、ユーザーも、「これはどの目標につながるのか?」「これは誰のための改善か?」といった視点を持っていくことで、AIの持つ力は何倍にもなります。

5. AIとSDGsの掛け算が未来を変える

SDGsの17の目標すべてに、AIは何らかの形で関われるポテンシャルを持っています。
貧困や飢餓を減らすためにAIで支援対象を精査したり、教育格差を埋めるためにAIチューターが活躍したり…。
私たちエンジニアが日々コードを書いて、AIモデルを改善するその裏側に、「持続可能な社会」への道がつながっているんだと思うと、ワクワクしてきますよね。
「未来をつくる技術」と「未来を守る目標」が交わるところに、これからの社会のヒントがあるんじゃないでしょうか。

AIは、SDGsの目標を達成するための強力なサポーターです。ただ技術だけでなく、それをどう使うか、どんな目的で活用するかがより重要になります。私たちがAIの可能性を理解し、SDGsと結びつけて活かしていくことで、持続可能な未来がぐっと現実味を帯びてくるはずです。

SDGs推進プロジェクトに弊社が紹介されました!

弊社の環境保護や地域貢献の取り組みが評価され、尼崎信用金庫の「SDGs推進プロジェクト」ウェブサイトで紹介されました。資源の効率的な活用やエネルギー消費の削減、地域イベントへの協賛など、持続可能な社会を目指して頑張っています。ぜひチェックしてみてくださいね!

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創業以来24年、専門知識が少ないジャンルでもお客様とお話ししながら伴走していくようなスタイルで、必要であればコード解析から行い、最新技術を取り入れながら、お客様のご要望(課題)を限りなく近い形で実現してまいりました。
おかげさまで、得意ジャンルはこれ、といった特化型な開発会社ではありませんが、 様々な業界のシステム開発を任せていただき、月間ユーザー200万人以上規模のポイント制度を用いたアプリ開発や1000万人規模のシステム開発をはじめ、多数のiOSやAndroidのアプリ開発や規模の大きなシステム開発などの実績を積んでまいりました。
私たちの強みは、実際に今後も時代に沿ってサービスも成長させていけるようなインフラ面も考慮した開発を行っている点で、実際にリプレイスを行いながら十数年にわたって運用しているサービスもございます。
 他にも、元々は他社で構築したサービスのリプレイスについても実績はございますので、ぜひ一度、私たちに検討されているシステムについてご相談してみませんか?

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