AWS移行のメリットと課題、成功ステップを徹底解説

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※ 当社ではAWS導入支援を行なっています。
気になる方はこちら>>【AWS設計構築支援】をご確認ください。

以前、クラウド環境上でのセキュリティに注目した記事を書きました。
今回は同じくクラウドの内容ですが、クラウドへの移行に着目した内容になっています!

クラウド化が企業のIT戦略において欠かせない選択肢のひとつというのは、以前から言われてきていましたが、最近では業務効率化という時代が背中を押すように「これを機にクラウド化を検討している」という企業様がまた多くなっているような印象を受けます。

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社員K

これまでオンプレミス環境を使用されてきた企業様にとって、オンプレミスの継続利用はメリットもある一方で、コストや運用の負担が増大し、柔軟な対応が難しい場面がある事実は否めないですよね…。

そこで今回は、クラウド移行のメリットや課題と成功のための具体的なステップを解説します。

・現在のシステム運用における、コストやリソースの柔軟性に課題を感じている方。
・AWS移行を行いたいが、高いセキュリティ性や既存の業務フローを維持できるか不安のある方。
・AWS移行を行いたいが、社内の技術的スキルや知識が不足していると感じている方。
・初めてクラウド移行を計画する段階で、具体的な方法やステップを知りたい方。
などなど、皆さんにわかりやすい内容を心がけて書いてみましたので、ぜひ読み進めてみてくださいね。

この記事を読んでわかること

・AWS移行で直面する課題
・課題に対する具体的な解決策
・成功に導く実践的なステップ
・効率的で失敗しないクラウド移行へのヒント

AWS移行の重要性と主なメリット

まず、AWSを活用したクラウド移行がもたらす具体的なメリットを3つの視点でまとめてみましたので、ご一緒に確認してゆきましょう!

スケーラビリティ:必要なリソースを必要なだけ使える

AWSのスケーラビリティにより、リソースの過不足を気にせず、効率的なシステム運用が可能になります。
オンプレミス環境では、需要変動に応じてハードウェアを増設・縮小することが難しく、過剰な設備投資や運用負担が発生しがちです。一方、AWSでは必要なリソースを必要なときに追加できるため、無駄を大幅に削減できるというわけです。
例えば、ECサイトのように繁忙期にアクセスが急増するシステムでは、AWSのオートスケーリング機能を活用することで、アクセス負荷に応じた柔軟な対応が可能です。これにより、ピーク時でも安定したサービス提供が実現します。

コスト削減:設備投資と維持管理コストを最適化

クラウド化により、オンプレミス環境に必要な初期投資や運用コストを大幅に削減できます。
オンプレミスでは、サーバーやネットワーク機器の購入・設置費用、さらに定期的なメンテナンスコストが必要です。一方、AWSではこれらがすべてクラウドサービスの利用料に含まれているため、初期投資が不要です。
AWSの「従量課金制」により、使った分だけの料金が発生します。また、ハードウェアの老朽化や廃棄費用を心配する必要がないため、長期的に見ても大幅なコスト削減が可能です。

運用負荷軽減:インフラ管理の手間を解消

AWSのマネージドサービスを活用すれば、運用管理の手間が大幅に削減されます。
オンプレミスでは、インフラの監視、トラブルシューティング、バックアップの実施など、多くの運用タスクが発生しますが、AWSではこれらを自動化または代行するサービスが豊富に用意されています。
例えば、Amazon RDS(Relational Database Service)(※1)は、データベースのセットアップ、パッチ適用、バックアップを自動で行うため、システムの運用・管理を担当するチームの負担を軽減します。これにより、労力を本来注力すべき業務や戦略的なプロジェクトにリソースを集中させることが可能です。

※1 Amazon RDS(Relational Database Service)
データベースを簡単に構築・運用できるクラウドサービス。MySQLやPostgreSQLなどに対応。

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社員K

AWSを導入したいという方が多いのも頷けますね。では、その課題となるポイントはどこなのでしょうか? ご一緒に見てゆきましょう。

 AWS移行時に直面しやすい5つの課題とその対策

AWSへの移行には多くのメリットがありますが、既存システムを移行する際には特有の課題がつきものです。
これらの課題をあらかじめ理解し、適切に対処することで、スムーズなクラウド移行が可能になります。ここでは、AWS移行時に直面しがちな5つの主要な課題とその背景や対策について解説します。

1. ミドルウェアの互換性:AWSでの再設定が必要な場合も

オンプレミスで使用しているミドルウェアがAWS環境でそのまま利用できない場合があります。
一部の商用ミドルウェアやカスタム設定は、特定のハードウェアやOSに依存していることがあり、AWSのサービスへ置き換える際に再設定や調整が必要になる場合があります。

例えば、オンプレミスからAWSへの移行を計画中のシステムでOracle Databaseを利用しているとします。
移行先としてRDS for Oracle(※2)またはAurora(※3)を選択する方法が考えられますが、この際にスキーマやアプリケーションの互換性チェックは必須となります。
特にAuroraではOracle互換のサービスが用意されていないので、コスト重視でAuroraを選択するのであれば、異なるDBエンジンへの移行準備も必要です。
つまり、移行前の計画段階で十分な準備が重要になるということです。

※2 Amazon RDS for Oracle
AWSが提供するマネージド型データベースサービス「Amazon RDS」の一部で、Oracle Databaseをサポート。インフラ管理をAWSに任せることで、セットアップ、バックアップ、パッチ適用が簡素化され、運用負荷を軽減します。
※3 Amazon Aurora
Amazon RDSの一部で、MySQLおよびPostgreSQL互換の高性能なリレーショナルデータベースサービスです。高いスケーラビリティと可用性、低いコストを実現し、企業の重要なアプリケーションに最適です。

2. データ移行のダウンタイム:稼働中のサービスへの影響

データ移行中のダウンタイムが発生する可能性があり、稼働中のサービスや業務に影響を及ぼすことがあります。
データ量が多い場合やシステム全体の同期を行う場合、移行プロセス中にシステムの停止が必要なケースがあります。これが業務に支障をきたすリスクがあります。

これに対して、例えば、AWS DMS(Database Migration Service)(※4)を利用したオンライン移行を活用すれば、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。

※4 AWS DMS(Database Migration Service)
データベースを安全かつ簡単に移行できるサービス。DMSを使用して本番環境のデータを継続的に同期し、移行完了後に切り替えることで、業務への影響を最小限にします。

3. セキュリティとコンプライアンス:移行後も安定運用を維持するための準備

クラウド環境に移行した後も、セキュリティとコンプライアンス要件を満たす必要があります。
多くの業界では、データ保護や規制遵守が厳格に求められており、AWS移行後も同じ水準のセキュリティ体制を維持することが不可欠です。
AWS IAM(Identity and Access Management)(※5)やAWS KMS(Key Management Service)(※6)などのセキュリティツールを提供しています。これらを適切に設定することで、アクセス制御やデータ暗号化の要件を満たすことが可能です。

※5 AWS IAM(Identity and Access Management)
ユーザーや権限を管理するサービス。アクセス制御でセキュリティを強化できます。
※6 AWS KMS(Key Management Service)
暗号鍵を安全に管理するサービス。データの暗号化やセキュリティを強化します。

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社員K

ちなみに、私たちIAJでも、AWS WAF(Web Application Firewall)(※7)やAPI Gateway(※8)などを使用してセキュリティ面を強化しつつ、万が一の際には、CloudWatch(※9)やCloudTrail(※10)などを使用することでアラートを送信するなど、お客様が安心して利用できるシステムを目指して、仕組みづくりを行なっています。

※7 AWS WAF(Web Application Firewall)
ウェブアプリを攻撃から守るサービス。不正なトラフィックを検出しブロックします。
※8 Amazon API Gateway(API GW)
APIを作成・管理するサービス。バックエンドとクライアントを簡単に接続できます。
※9 Amazon CloudWatch
AWSリソースやアプリケーションの監視サービス。ログやメトリクスを可視化できます。
※10 AWS CloudTrail
AWSアカウントの操作履歴を記録するサービス。セキュリティや監査に活用できます。

4. 設定の再構築と最適化:クラウド向けに調整が必要

オンプレミスで動作しているシステムの設定を、AWS環境に適応させるために再構築や最適化が必要な場合があります。
オンプレミス環境では、特定のハードウェアやネットワーク構成に合わせた固定的な設計が一般的ですね。対して、AWS環境では必要なサーバーやストレージを柔軟に追加・削除できるよう、動的にリソースの管理を行うことが基本となるため、構成に変更が求められます。

例えば、オンプレミスで固定IPアドレスを使用していた場合、AWSではElastic IP(11)やVPC(※12)(Virtual Private Cloud)を活用してネットワーク設計を再構築する必要があります。
このような設定変更は、移行計画の初期段階で検討し、全体の設計に組み込むことが重要です。

※11 Elastic IP
固定IPアドレスを提供するサービス。サーバー停止時も同じIPを利用可能です。AWSにはインスタンスを起動するたびに自動で割り当てられる一時的なIPアドレス(パブリックIP)もあります。
※12 Amazon VPC(Virtual Private Cloud)
クラウド上に自分専用のネットワーク環境を構築できるサービス。

5. ITチームのスキル不足:クラウド特有の知識が必要

AWSの構築・運用には、新たなスキルや知識が必要となるため、ITチームの学習負荷が増える可能性があります。AWSのサービスは多岐にわたり、オンプレミスとは異なる管理手法や概念が求められます。つまり、移行前にITチームのスキルギャップを埋めるための準備が必要となるのです。

この際、AWS認定資格プログラムなどを通じて、クラウド環境に適応したスキルを習得してゆくとよいでしょう。或いは、移行プロジェクトを専門とするパートナー企業の支援を受け、効率的な課題を図るのも一つの手段になります。

IAJにお任せください

IAJには下記AWS認定資格を持つエンジニアが在籍しており、AWSを用いた数多くの開発実績があります。

  • AWS Certified Solutions Architect – Professional
    複雑な問題に対する複雑なソリューションの提供、セキュリティ、コスト、パフォーマンスの最適化、および手動プロセスの自動化における高度な知識とスキルを有します。
  • AWS Certified DevOps Engineer – Professional
    AWS プラットフォーム上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、管理に関する技術的専門知識を有します。
  • AWS Certified Solutions Architect – Associate
    幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。
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IAJでのAWS移行 過去事例(一部)

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開発事例 AWS移行+Web・DB機能分離
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開発事例 AWS移行

実際に、当社のサポートを利用してAWS移行を成功させた企業からも「運用負荷が大幅に軽減した」との声をいただいております。
クラウド特有の知識がなくても安心してお任せいただけますので、お気軽にご相談くださいね。
【システム開発】ご検討されている方はこちらへ >>

その他、AWS開発実績が気になる方は以下のリンク先も合わせてご確認ください。
当社の開発事例についてはこちらからご確認ください>>

課題を解決するAWS移行の具体的なステップ

AWSへの移行を成功させるためには、適切な計画と実行が必要です。
ただ単にクラウドにシステムを移すだけでは、コストやパフォーマンスの最適化を十分に実現できません。
このセクションでは、AWS移行の成功に向けた具体的なステップを解説します。
初めて移行を検討する方にも理解しやすくしていますのでぜひご確認ください。

ステップ1: 現状のシステム評価と移行計画の策定

現在のシステムを正確に評価し、移行計画を立てることがAWS移行の第一歩です。
システム構成や依存関係を把握しないまま移行を進めると、予期せぬトラブルやコスト増加につながる可能性があります。

例えば、オンプレミス環境での使用頻度が低いリソースをそのままAWSに移行すると、不要なリソース利用が発生します。AWSのWell-Architected Framework(※13)も活用しつつ、現在のシステムのギャップを明確化し、最適な移行計画を策定してゆきましょう。

※13 AWS Well-Architected Framework
AWS上で信頼性、効率性、セキュリティを高めるための設計指針。5つの柱で構成されています。

ステップ2: ミドルウェアやデータベースの最適な移行方法の選択

適切な移行ツールや手法を選ぶことで、移行中のダウンタイムを最小限に抑え、スムーズな移行を実現できます。
AWSへの移行では、データベースやミドルウェアの構成をクラウド環境に適応させる必要があります。手動で移行を行うと、作業が煩雑になり、エラーやサービス停止が発生する可能性がありますので、ツールを使用するのが無難でしょう。

例えば、AWS DMSは本番環境を稼働させながら、リアルタイムでデータを移行可能にするツールで、データスキーマやテーブル構造がAWS RDSやAmazon Auroraに適合するかを自動でチェックしてくれます。
一方で、小規模なデータベースの場合は、データのバックアップを取得し、AWS上でリストアするシンプルな方法も選択肢です。
このように、それぞれの条件や状況に応じたツールを選択しましょう。

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ミドルウェアの調整もここで済ませておきましょう!
例えば、オンプレミスのTomcatをAWS Elastic Beanstalk(※14)に移行する場合、必要な設定(JVMオプション、セッション管理など)をAWS環境向けに再構築が必要になります。

※14 AWS Elastic Beanstalk
ウェブアプリを簡単にデプロイ・運用できるサービス。負荷分散やスケーリングなどのインフラ設定を自動で管理し、開発に集中できます。

ステップ3: AWSマネージドサービスの活用で効率化

AWSが提供するマネージドサービスを効果的に活用することで、移行後の運用をシンプルにし、コストを最適化できます。
AWSのマネージドサービスは、特定のタスクを自動化することで運用の効率化を実現します。また、これらのサービスはセキュリティやパフォーマンスを考慮して設計されています。

例えば、AWS Lambda(※15)を利用すれば、サーバーレスでコードを実行できるため、サーバーの管理が不要になり、運用効率の向上が見込まれます。他にも、データを保存するなら、Amazon S3(Simple Storage Service)(※16)を使用すれば、耐障害性の高いストレージを低コストで利用することも可能です。

※15 AWS Lambda
イベント駆動型のサーバーレスサービス。コードを自動実行し、リクエストに応じてリソースをスケールし、コスト効率に優れます。
※16 Amazon S3(Simple Storage Service)
スケーラブルで安全なクラウドストレージサービス。データを階層化して保存可能で、アクセス管理やデータの耐久性を備えています。

費用面と最適な方法を見極めるには

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社員K

いかがでしたか?
もしかしたら、内容はわかったけど「私たちの状況や条件に応じた最適解がわからない…」という方も多いかもしれませんね。整理してみましょう。

AWS移行にはコスト効率の高いツールが多数ありますが、データ量やシステム構成によって最適な選択肢は異なります
例えば、AWS DMSは小規模なデータ移行に適している一方、数TB以上の大容量データ移行ではAWS Snowball(※17)を使用した方がコストを抑えられるケースもある、といった風にです。

※17 AWS Snowball
大容量データを安全かつ効率的に移動する物理デバイス型サービス。AWSクラウドとのデータ転送を簡素化し、高速でコスト効果も高い。

そして、これらのツールや方法の選択には知識が必要不可欠です。
適切な判断ができないと、移行に余計なコストや時間がかかるリスクがあります。
安心して移行を進めるためには、慣れている業者へ依頼するのが、やはり最善と言えるでしょう。

例えば、ステップ1の「現在のシステムを正確に評価し」とは一体どこまで現在のシステムについて把握しておけば良いのでしょうか?
この辺りの疑問についても、システムの調査フェーズから業者に介入してもらうことで、比較的スムーズに移行することが可能になるでしょう。

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社員K

近い将来で同システムに機能追加などを行いたい場合も、同じ業者に依頼すれば、事前調査にかけるコストが抑えられる可能性があるというメリットもありそうですね!

━━というところで、創業20年、AWSもいち早く導入し、AWS移行を含んだ多くの開発を行ってきたIAJについて、もう少し紹介させてください。

IAJに頼みたい!ここがポイント

  • AWS認定資格を持つ専門エンジニア
    AWSの各種サービスや移行技術に精通したプロフェッショナルが対応。お客様の課題に最適なソリューションを提供します。
  • 豊富な実績と多様なノウハウ、柔軟な対応力
    大手企業様からの案件も数多く、大規模なシステム開発から追加改修など案件規模は幅広く、また業界要件問わず、豊富なプロジェクト経験を持ちます。一貫してサービスをご提供するのではなく、お客様それぞれに寄り添ったサービスをご提案させていただいております。
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    ご希望いただいたお客様へはシステム納品時やシステム移行時にスムーズに運用を開始できるようなサポートも行なっています。
    不明点の問い合わせ対応や、使用方法のセミナー、システムの最適化など、お客様の懸念ポイントに応じて、人月単位でのサポートをご提案させていただいております。

運用保守については「社内のシステム部門で行うので、不要」とされる企業様もいらっしゃり、各企業様によってサポートの度合いや内容が変わってきます。そのため、システム開発と別途お見積もりの上でのご契約となりますので、その後の運用面についても不安な点がございましたら、まずはご相談くださいね。

【システム開発】ご検討されている方はこちらへ >>

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社員K

ご確認いただき、ありがとうございます。
クラウド移行では、適切な専門家やパートナー企業のサポートを受けることで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな移行が可能になりますので、
ぜひIAJもご検討の一社に加えていただければ幸いです。

よくある質問と回答

ここまで読んでいただきありがとうございます!
AWS移行を検討している企業にとって、最初の一歩を踏み出すことは決して簡単ではありません。しかし、その一歩がビジネスの成長を大きく後押しする可能性を秘めています。
最後に、その一歩を踏み出す前に、よくいただく質問について確認して、この記事のまとめへ進みたいと思います。

AWS移行の準備期間はどれくらい必要ですか?

準備期間は、システムの規模や複雑さによって異なりますが、一般的には数週間から数カ月程度が目安です。現状のシステム評価や移行計画の策定に時間をかけることで、移行プロセスをスムーズに進めることが可能です。

クラウド移行後、オンプレミスと併用することは可能ですか?

可能です。ハイブリッドクラウド構成を採用することで、オンプレミスとAWSの両方を活用できます。これにより、既存資産を有効に活用しつつ、AWSの利便性も享受できます。

AWS移行後のセキュリティ対策はどうなりますか?

AWSではIAMやKMSなどのセキュリティツールが提供されており、これを活用することで強固なセキュリティ対策が可能です。加えて、移行後も定期的なモニタリングと改善が重要です。

AWSのアカウントを持っていないのですが、新規作成の必要はありますか?

現状アカウントをお持ちでない場合は、御社でAWSをご契約いただき、そちら上で開発を行うパターンと、当社が代理で契約を行うパターンの2通りをお選びいただけます。後者の場合、月々のAWSランニングコストは当社より別途、ご請求させていただきます。

既存システムが古い場合でも移行は可能ですか?

はい、可能です。古いシステムであっても、AWS上で動作可能な形に再構築する方法があります。また、特定のミドルウェアやデータベースをAWSマネージドサービスに置き換えることも検討できます。

AWS移行に関する疑問や不安を解消することが、成功の第一歩です。
ここに挙げた以外にも質問があればお気軽にお問い合わせください。
【その他、ご質問はこちらから】 >>

まとめ:AWS移行のメリットと課題、成功ステップを徹底解説

では、この記事の重要ポイントを確認してゆきましょう!

AWS移行はスケーラビリティやコスト削減、運用負荷軽減といった多くのメリットをもたらし、現代のビジネスにおける重要な選択肢となっています。
移行時にはミドルウェアの互換性やデータ移行中のダウンタイム、セキュリティ対策などの課題が発生し得るため、事前準備が鍵となります。
費用面や技術的な選択に不安がある場合、AWS認定資格を持つ専門家やパートナー企業のサポートを受けることで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな移行が可能になります。
AWS移行後も運用保守やコスト最適化を行い、最大限の効果を引き出すためには、信頼できるパートナーとの連携が重要です。

さいごに


クラウド移行により、システムのアップデートや新機能のリリースが迅速化され、競争力が大幅に向上します。AWSの柔軟性は、もはや企業の武器の一つとも言えるでしょう。

それでもまだ少し不安が残る…という方へは、すべてを一度に移行するのではなく、まず小規模な非重要システムから移行を開始することで、リスクを最小限に抑えられます。
「どのように移行していくかも踏まえた相談もしたい」という方も、IAJにぜひご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらへ >>
一歩踏み出したその先の未来の可能性が大きく広がるよう、私たちも全力でサポートさせていただきます。
今回は以上になります。
改めて最後までご覧いただきありがとうございました!

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<<IAJってどんな会社?>>
創業以来24年、専門知識が少ないジャンルでもお客様とお話ししながら伴走していくようなスタイルで、必要であればコード解析から行い、最新技術を取り入れながら、お客様のご要望(課題)を限りなく近い形で実現してまいりました。
おかげさまで、様々な業界のシステム開発を任せていただき、月間ユーザー200万人以上のポイントアプリ1000万人規模のシステム開発をはじめ、多数のiOSやAndroidのアプリ開発や規模の大きなシステム開発などの実績を積んでまいりました。
私たちの強みは、安定的な運用や、時代の流れに伴い成長させることができる、インフラ面も考慮したシステム開発を行っている点で、実際にリプレイスを行いながら十数年にわたって運用しているサービスもございます。
 他にも、元々は他社で構築したサービスのリプレイスについても実績はございますので、ぜひ一度、私たちに検討されているシステムについてご相談してみませんか?

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